おおいしだものがたり 第十三話 大石田のお雛さまと雛まつりについて
更新日：2016年3月25日
1.注目される大石田のお雛さまと雛まつり
大石田のお雛さまと雛まつりが、研究者や雛人形愛好者から注目されています。これは、平成元年から3年間、雛人形研究家藤田順子先生に依頼した町内の雛人形・古典人形調査、平成2年から二丁目の安孫子正義家でのお雛さまの一般公開を始め、町立歴史民俗資料館での雛人形・古典人形展の開催、平成5年から大石田の本町地区を中心とする雛まつり一般公開など、大石田のお雛さまが紹介される機会が多くなっています。
また、雛人形研究家が大石田のお雛さまを紹介した本も多数出版され、その中でも藤田順子先生が、「雛の隠れ里 大石田」として全国紹介され、注目されています。
2.文化庁が文化財愛護のため大石田の雛まつり行事を研究委嘱
大石田の本町地区を中心とする大石田の雛まつりを対象として、文化庁から文化財愛護活動推進方策の研究委嘱が大石田雛まつり保存会にありました。
このことは、日本で最初のことであり、文化庁が大石田のお雛さまと雛まつりに対して注目し、伝統行事としての雛まつりをどう継承していくか、ということについて、大石田を全国のモデルケースとして研究委嘱したものです。これは大変名誉なことで、国が大石田の雛まつりの大事さを認めたことになります。
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